日本人作家

篠田 桃紅

日本人作家

篠田 桃紅

己の人生を自らで選び続け己の芸術を築いた孤高の作家

篠田 桃紅(しのだ とうこう、本名:篠田 満洲子、1913年3月28日 – 2021年3月1日)は、日本の美術家、版画家、エッセイスト。
生涯独身を貫き、自由を愛し求めた先に芸を極め美術家の道を歩んだ篠田桃紅。彼女は年齢を基準に自身の行動を決めることはなくひたすらにやりたいこと、すべき事を成していった。その最初は結婚という慣習に倣うことに疑問を持ち、解き放たれるために書を極め独立した。その後、文字を解体し墨で抽象画を書き始めたがこれがアメリカで評価され43歳で渡米、約10年後には「世界が尊敬する日本人100選」にも選ばれる。晩年まで精力的に活動し、作品だけでなくその生き様も人々を魅了している。

 

 作家の言葉

“自由に生きることを希求していたら美術家になっていた。自由を求める私の心が私の道をつくりました。”

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